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【介護選び】認知症の受け止め方

(末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております)
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.


私の35年の介護経営の経験から認知症の方の受け止め方をお伝えします。

【介護選び】認知症の受け止め方と向き合い方

認知症に向き合うとき、その人自身の「記憶」に寄り添うことがとても大切です。
認知症の症状を中核症状と周辺症状に分けて考えると、患者の人格を否定せずに接することができます。
中核症状とは、記憶障害をはじめとした脳の機能低下によるものです。
特に「記憶」というものは、その人がどのような人生を歩んできたかを象徴する大切な要素です。

しかし、認知症と一口にいっても、その症状や背景は一人ひとり異なります。
たとえば、80代や90代の高齢者だけでなく、50代や60代で認知症を患う方もいます。
これを「若年性認知症」と呼ぶ場合もありますが、それ以外の形態や診断も含まれています。年齢や症状の違いを理解せずに一括りにしてしまうと、当事者の方々にとって大きな心の負担になることもあります。

記憶障害にどう向き合うか
認知症の中核症状として最もよく知られているのが「記憶障害」です。記憶障害は短期記憶と長期記憶に分けられます。
たとえば、最近の出来事を思い出せない短期記憶の障害はよく見られます。一方で、昔の思い出やエピソードなどの長期記憶は比較的残っていることが多いです。

具体的には、「今何歳ですか?」と聞かれて答えられない場合もありますが、誕生日を聞かれるとすぐに答えられることがよくあります。
誕生日は人生の中で大切にされてきた記憶であり、長期記憶として脳に深く刻まれているためです。
このように、認知症の方々に寄り添うには、その人の記憶の特性や背景を理解することが重要です。

認知症介護における受け止め方


認知症の方々の中には、「物取られ妄想」などの周辺症状を経験する方もいます。
これは、記憶障害によって物をどこに置いたかを忘れてしまい、他者が盗んだと思い込むような現象です。
このような状況では、「否定しない」ことが大切です。「財布がなくなったんですね。
一緒に探しましょう」と共感を示す対応が、トラブルを防ぎ信頼関係を築く第一歩になります。

また、帰宅願望や場所の見当識障害といった現象も認知症の一部です。
これらは、本人が持つ記憶や感覚が現実とずれることで起こります。
その背景には、昔の記憶が鮮明に残っていることが多く、長期記憶が影響している場合があります。
たとえば、「ここがどこか分からない」と不安を訴える方には、その人が過ごした懐かしい時代や場所について話を広げることで安心感を与えられることもあります。

家族が果たす役割
認知症介護の現場では、家族がその人の人生を知ることがとても重要です。たとえば、その人がどのような家庭で育ち、どんな経験を積んできたのかを理解することは、適切な介護を選ぶ際の貴重な情報となります。

「お母さんが子どものころ、どんな遊びをしていましたか?」「どんな食べ物が好きでしたか?」といった質問を通して、その人の背景を深く知る努力が必要です。家族がその情報を介護スタッフに共有することで、より個別性の高いケアが可能になります。

これから、ここから:記憶に寄り添う介護選び
認知症の受け止め方は、その人の記憶や人生に深く関わるものです。
一人ひとり異なる記憶の特性や生活背景を理解し、それに寄り添う姿勢が、認知症介護において欠かせません。
また、家族や介護スタッフが批判や試すような態度を取らず、共感をもって接することで、トラブルを防ぎ安心感を与えることができます。

子どもは親のことを知っていますが、親の記憶は意外と知らないものです。
介護、特に認知症介護に必要なことは親の人生を知ることが重要です。

介護選びにおいても、その人らしい生活を支えるための環境やケアが提供されているかを見極めることが重要です。
認知症の方々が安心して暮らせる介護の選択肢を見つけるために、家族や介護者が果たすべき役割を改めて考えてみてはいかがでしょうか?

↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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