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【介護選び】車椅子の目的?

【末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております】
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.

介護選びにおける「車椅子の目的」とは?
今日のテーマは「介護選びと車椅子の目的」についてです。

3月20日、暦の上では春を迎えました。
東京の隅田川沿いの桜もつぼみをつけ、春の訪れを感じられます。しかし、昨日は雪が降り、この季節ならではの天気の変わり目を実感しました。体調を崩されている方も多いかもしれません。どうぞご自愛ください。

さて、今回は「車椅子の目的」について整理してみたいと思います。
車椅子は、介護の中でも非常に重要な福祉用具の一つです。しかし、何のために使うのかを考えずに選ぶと、本来の役割を十分に果たせないことがあります。では、車椅子の目的とは何でしょうか?

車椅子の本質とは?


「車椅子」という言葉は「車」と「椅子」の二つの要素で成り立っています。

「車」 は移動手段を意味し、自動車や自転車と同じく「動く」ためのものです。
「椅子」 は座るための道具であり、姿勢を保持する役割を担っています。
つまり、車椅子は「座る」と「動く」という二つの目的を持つ道具なのです。

では、なぜ座る必要があるのでしょうか? そして、なぜ動く必要があるのでしょうか? これを明確にすることで、適切な車椅子を選ぶための基準が見えてきます。

「動く」目的とは?
人は本来、自分の足で歩きたいものです。しかし、加齢や障がいにより歩行が困難になることがあります。そうしたときに選択肢となるのが、以下のような移動手段です。

杖を使う:歩行を補助する道具として最も手軽なものです。
歩行器を使う:シルバーカーや四輪歩行器など、より安定した移動を支援します。
車椅子を使う:自走型や介助型など、状態に応じて選択できます。
車椅子を選ぶ際には、「どの程度の自立した移動が可能か」「介助が必要か」といった点を考慮する必要があります。

「座る」目的とは?
座るという行為にも、さまざまな目的があります。

食事をする
休憩する
作業をする(パソコン、読書、手紙を書くなど)
会話をする
座る姿勢によって、身体の負担や作業のしやすさが変わります。そのため、適切な「ポジショニング」が重要になります。

車椅子の選び方
車椅子は、介護保険制度の中では「福祉用具貸与」の対象となるものです。
車椅子は単なる道具ではなく、「歩くこと・座ることを補助する」重要なアイテムなのです。

車椅子を選ぶ際には、以下のポイントを考慮する必要があります。

体格に合っているか
身長、体重に合った座面の高さや幅が必要です。
移動の目的に合っているか
自操型か、介助型か、どの程度の移動を想定しているか。
座る目的に合っているか
姿勢保持機能があるか、テーブルの高さとの相性はどうか。
生活環境に適しているか
室内用か屋外用か、折りたたみが必要か。
例えば、一般的な施設の車椅子は大量生産の標準型が多く、個々の体格や目的に合わせることが難しい場合があります。そのため、施設で提供される車椅子ではなく、個別に購入することも選択肢の一つとなります。

車椅子が変える「生活」と「自立」


実際に、長年寝たきりに近かった方が、自分に合った姿勢保持機能付きの車椅子に座った途端、自力で移動できるようになったという事例があります。

自分で動けるようになった → 生活範囲が広がった
姿勢が安定した → 食事や作業がしやすくなった
目線が変わった → 他の入居者とコミュニケーションが取りやすくなった
笑顔が増えた → 生活意欲が向上した
このように、車椅子の選び方一つで生活の質が大きく変わります。適切な車椅子を選ぶことは、介護者の負担軽減にもつながります。

施設と車椅子の関係
特別養護老人ホーム(特養)では、施設側が車椅子を用意することが一般的です。しかし、認知症グループホームなどでは在宅扱いとなるため、利用者自身が用意する場合もあります。

また、施設で用意する車椅子は、折りたたみ式の簡易的なものが多く、長時間使用するには不向きな場合があります。そのため、必要に応じて個別の車椅子を用意することも選択肢となります。

これから、ここから
車椅子は単なる移動手段ではなく、「座る」ことと「動く」ことを支援する補助具です。
その選び方一つで、生活の質や自立度が大きく変わります。

体格や目的に合った車椅子を選ぶ
移動と座る機能のバランスを考える
施設の環境や制度も考慮する
これらの視点を持って、自分や家族に最適な車椅子を選ぶことが大切です。もし分からないことがあれば、専門家に相談することをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回も、介護に役立つ情報をお届けします!

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