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【尊厳Well-Kaigo】介護を語り合う時代へ―AIと共創する新しい発信のかたち

【多言語ブログ/末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております】
【多语言博客/文末附有中文、泰文和英文翻译内容】
【บล็อกหลายภาษา/มีคำแปลภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษอยู่ท้ายบทความ】
【Multilingual Blog / Translations in Chinese, Thai, and English are included at the end of the article】

朝の隅田川とともに始まる日課
おはようございます。今日も隅田川のほとりを歩きながら、私の音声番組「ウエル・エイジング・アワー」ウォーキングラジオをお届けしています。今回のテーマは、「介護を語り合う!AIと共創するPodcast」です。

昨日はテレビで久々に隅田川の花火大会を観ました。そんな余韻を感じながら、朝のウォーキングとともに、日々の情報発信の工夫と実験についてお話ししたいと思います。

毎日積み重ねる「声」のアーカイブ
私は「stand.fm」という音声プラットフォームを使ってPodcastを配信しています。そしてその音声は、RSSを通じてYouTubeにも連携。
さらに、テキスト化された内容を日本語・中国語・英語などに多言語化して、公式サイト「ウエル・エイジング・センター」やFacebook、X(旧Twitter)、Instagram、TikTokなどに毎日投稿しています。

特に中国向けには、WeChat(微信)経由でAI翻訳された中国語版を投稿し、サムネイルやタイトルも現地向けに調整しています。これが朝の1時間ほどのルーティンとなっており、もはや私のライフワークになっています。

年間365本の“思考の記録”
「毎日投稿する」ことを自分に課すことで、年間365本という大きな情報資産が生まれます。扱うテーマは多岐にわたりますが、その時々に自分が受け取ったことを発信することに意味があります。

しかし、最近は「テーマの整理と絞り込み」が必要だと感じ始めています。そして、これらのアウトプットをどのように“ビジネス”や“教育コンテンツ”として活かしていくか、考える段階に入ってきました。

GeminiとNotebookLMの活用で音声を再編集
ChatGPTだけでなく、最近ではGoogleの「Gemini」や「NotebookLM」なども併用しています。企画書や投稿文のリライトも無料版で十分対応可能ですし、NotebookLMでは、なんとテキストを再び音声化できる機能まで搭載されています。

たとえば、私の話したPodcastの原稿をNotebookLMに入力すると、男女二人の対談形式に変換してくれるのです。まるで実際に誰かと語り合っているかのような自然な会話に変わります。

身体拘束ゼロの語りを“対談形式”で
試しに、私が語った「身体拘束ゼロ」についてのPodcastをNotebookLMに入れてみたところ、女性と男性がそのテーマを語り合う対談が生成されました。内容は私の話に忠実で、歴史的背景やガイドラインの話、BPSDへの対応、海外への応用可能性までが整理されて語られます。

これは驚くべき技術です。もともと私は、医師や看護師、家族、介護リーダーなど5人にインタビューして、身体拘束の実践と変化を記録しようと考えていました。しかし、AIが“先に”対談をつくってくれる。これには正直、感動しました。

日本の歩みを世界へ伝える素材に
日本では2001年に「身体拘束ゼロ」のガイドラインが策定され、2006年には実質的な“ペナルティ”として減算指導が始まりました。その年、私は東京でユニット型特別養護老人ホームを開設し、「縛らない介護」を実践し始めました。

このような日本の歩みを、単に一方通行の解説としてではなく、AIによる対談やナラティブとして再構成することで、より多くの人に“届く形”にしていける。これは非常に大きな可能性です。

AIが促す「振り返り」と「整理」


介護において重要なのは「振り返り=リフレクション」です。音声対談にすることで、過去の実践を多面的に捉え直し、事例研究として昇華させることができます。私はこの過程こそが“実践知の再構築”だと考えています。

膨大に蓄積された音声とテキスト。これらをAIの力で整理・編集し、国や文化、対象者ごとにカスタマイズして届ける。それが今後の発信の核心になると思っています。

目指すのは「10%の共感開拓」
すべての人に理解してもらう必要はありません。日本の介護に学びたいと思ってくれる10人に1人が「一緒にやりたい」と感じてくれたら、それで十分なのです。それを私は「10%の共感開拓」と呼んでいます。

AIの助けを借りながら、情報を受け取る人の属性や関心に応じて適切な“語り”に変換する。そうすることで、より深く、より遠くに伝えていくことが可能になります。

これから、ここから:AIとともに介護を語る時代へ


AIは、情報を整える道具であると同時に、私たちの“語り”のパートナーでもあります。介護という人間の本質に深く関わる営みを、どう語るか、どう伝えるか。それを一緒に考えてくれる存在です。

「介護を語り合う時代」は、すでに始まっています。テクノロジーと共創しながら、より豊かな「声」を世界に届けていきます。
共感していただける方は、ぜひご一緒してください。

↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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