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【尊厳Well-Kaigo】腸律から生き方を整える

【末尾に英語、中国語、タイ語の翻訳文を挿入しております】
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.


ウエルエイジング・アワー対談版
(対談者)田村武晴/日本ウエルエージング協会理事・おうちデイ新聞発行責任者

腸律という新しい視点
「腸律(ちょうりつ)」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、腸内環境を整えることを通して、心と身体、そして生き方そのものを“調律”するという考え方です。医学や栄養学を超えた、ホリスティック(全体的)なアプローチとして、近年注目されています。

この「腸律」を実践・提唱しているのが、小澤かおりさん。
彼女は、かつて介護士として働きながら感じていた“やり切れなさ”を、腸から整えるケアに変換し、腸律師®として活動を広げています。
私たちが企画運営しているウエル・エイジング・アカデミー「介護ビジネスグループコンサルピッチ大会」でプレゼンしていただいたご縁です。

医療と介護の“隙間”にある課題
田村さんとの対談では、「医療と介護のあいだにある見えない隙間」に注目が集まりました。病気を「治す」ことを前提とする医療。
しかし、高齢になっていくことや、生活の不自由さは“治す”対象ではありません。これは自然な変化であり、人生の一部です。

その中で、医療が届かない、けれど介護だけではカバーできない。そうした領域こそが、尊厳ある介護や「腸律」といった新しい発想が求められる場所なのです。

生活を支えるという意味の“医療”へ
訪問診療や在宅医療が進む一方で、制度は診療報酬と介護報酬に分かれており、現場との乖離も見られます。けれども、私たちの身体は制度どおりに分かれてはいません。

本当に求められているのは「生活を支える医療」、つまり、病気だけでなくその人の暮らし・リズム・願いに寄り添う支援です。
尊厳を守るための医療が、生活の中にあるという発想が必要とされています。

小澤かおりさんの腸律との出会い
小澤さんは、介護の現場で何度も疑問を感じたと言います。
笑顔のない現場、ルールに縛られた対応、自分の思いとズレていく日常。そんな中で彼女は、自身の身体や心を整える方法として「腸律」と出会い、それを仕組みにまで高めていきました。

「腸から生き方を整える」──これは、まさに尊厳ある介護と通じる理念です。

尊厳ある介護と腸律がつながるとき



「尊厳Well-Kaigo」と「腸律」。
一見まったく異なる領域のように見えますが、根底にある問いは同じです。「人はどう生きたいのか?」「その人らしさをどう守れるか?」という視点です。

方法は違えど、理念は通じ合っている。
だからこそ、小澤さんの活動が心に深く残り、共感が生まれているのです。

問いを立てる力が未来を変える
印象的だったのは、「問いを立てる力」が未来を変える、という言葉です。
現状に疑問を持ち、「なぜこれが当たり前なのか?」と考えることで、新しい仕組みや価値観が生まれます。

腸律もそのひとつ。既存の医療や介護の制度では届かない場所に問いを立て、そこにアプローチする試みです。

海外展開と無形のサービスへの挑戦
「腸律」はまだ制度に認められたサービスではありません。
しかし、日本発のこうした無形のケアが、アジア諸国でも求められていることを私たちは感じています。

たとえば中国では、看護や介護に理念を求める流れが始まっており、「尊厳」や「生き方の支援」といった視点に共感が集まっています。制度ではなく、問いに共鳴する国際連携が、次のステージです。

理念の原点へ戻るということ
介護の現場で、私たちが最初に学んだのは「尊厳」でした。
それは、“人間らしさ”を守るという最も基本的で、最も深い理念です。

小澤さんが語った「再原点」という言葉。
それは、制度や手段を越えて、自分自身の“現風景(ルーツ)”に立ち戻ることでもあります。そこには、ぶれない問いがあるのです。

翻訳できない理念をどう伝えるか
理念を海外に伝えるとき、言葉ではうまく翻訳できないことがあります。
通訳者との対話、現地とのすれ違いも数多くあります。
でもそこが入り口、それを超えて、共通する“問い”があると感じた瞬間、すべてがつながります。

腸律も、尊厳ある介護も、国を越えて響く“原点”から生まれています。

【紹介】小澤かおりさん
「腸律(ちょうりつ)」という独自の健康メソッドを考案し、腸律師®として活動する専門家です。彼女は、腸の動きと位置を整えることで心身のバランスを回復させる「腸律セラピー®」を開発し、腸のケアを通じて健康と尊厳ある生活を支援しています。



↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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