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【介護選び】100年の振り返り

【末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております】
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.

昭和100年に寄せて――介護選びから100年を振り返る
本日は金曜日の「介護選び」特集ということで、「おうちデイ新聞」としてもおなじみの田村武晴さんと一緒に
「昭和100年」をテーマに語り合いました。

「え? 昭和100年?」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
実際、昭和は1989年で終わっていますので、和暦としては存在しませんが、もし昭和が続いていたとしたら、今年はちょうど100年目にあたるのです。このタイミングで、介護や暮らしの観点から過去100年を振り返るのは、今の私たちにとって大切なヒントを与えてくれるように感じています。

100年前の寿命は50歳未満だった
昭和の初期、つまり100年前の平均寿命はなんと50歳にも届いていなかったそうです。
驚きですよね。わずか100年の間に、私たちの寿命はほぼ倍になりました。

そして、人口も当時は今の半分ほど。それでも当時から高齢者は存在していたそうですが、驚くべきは新生児の死亡率が非常に高かったこと。生まれてすぐに命を落としてしまう赤ちゃんが多かったという現実が、私たちの命の尊さと、医療や生活環境の進化を強く感じさせます。

山火事と里山、そして暮らしの近さ
冒頭の雑談では、最近多発している山火事の話題にも触れました。ニュースで見かける山火事は、いわゆる「山奥」ではなく、私たちの暮らしのすぐそばにある「里山」で起きているのだと田村さんも自分が生まれ育った神奈川県を振り返りました。
里山とは、人々の暮らしと自然が共にある空間のこと。
かつては山へキノコを採りに行く、薪を拾う、そんな日常の延長にある場所でした。

それが今、乾燥と異常気象などの要因も加わり、燃えやすくなっている。
ある高齢者が「生まれて初めて、こんな大きな山火事を見た」と語っていたように、環境そのものが大きく変わってきているのかもしれません。

人口の山と谷、そして介護の時代へ
昭和の100年は、戦争・災害・高度経済成長・バブル崩壊など、まさに激動の時代でした。
中でも大きな人口の変動があったのは、戦争直後の「団塊の世代」と、その子どもたちにあたる「団塊ジュニア」です。田村さんもこの団塊ジュニア世代とのことで、親の介護に向き合う当事者でもあります。

2025年には、戦後に生まれたすべての人が75歳以上となります。
これは厚生労働省が構想してきた「地域包括ケアシステム」が本格的に必要とされる社会が到来することを意味しています。
つまり、「介護」はこれからの社会にとって“例外”ではなく“標準”になっていくのです。

テクノロジーの進化と介護
この100年で何が一番変わったかといえば、やはり科学技術です。
田村さんが個人的に「革命的だった」と感じたのは携帯電話。確かに、どこでも連絡が取れるというのは、かつては夢のような話でした。

古くは「栽培」の発明が最大の技術革新だったという話もありましたが、今や数年単位でAIやロボティクスが進化しています。

ちなみに、世界の技術革新は「24のブレイクスルー」があったとされ、これに次いでAIが25番目に加わるだろうとも言われています。

介護の世界でも、ICTやロボット、AIが導入され始めていますが、変化には常に「反対」の声もつきものです。

例えば、昔は和服から洋服に変わるときも大反対があったそうです。それでも、変化は止まりませんでした。

制度は「変化」の後にやってくる
社会変化の歩みが教えてくれることは「制度は先にできるのではなく、変化の後に整備される」という視点です。
たとえば介護保険制度も、社会の変化とニーズが先に起きていて、そこに対応する形で制度化されました。

だからこそ「制度がないから何もできない」ではなく、まずやってみる、動いてみる。その結果として制度ができていく――これが社会の仕組みなのだと、改めて感じさせられました。

昭和100年、そしてこれから



昭和100年。単なる懐古ではなく、この節目を「未来の100年」にどうつなげるか。それが今の私たちの役割なのではないでしょうか。
変化は止められない。だからこそ、私たちは変化を「楽しむ」姿勢が大切なのだと、田村さんは笑顔で語ってくれました。

最後に、今夜20時からは「第10回介護ビジネスグループコンサルピッチ大会」が開催されます。
今回のテーマは「お尻の幸せ」。プレゼンターは川畑貴子さんです。
介護に携わる方、ビジネスに関心のある方はぜひご参加ください。

第10回介護ビジネスグループコンサルピッチ大会
詳細は以下からご確認ください。↓↓↓


↓↓↓この記事の詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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