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【介護選び】介護の多言語化

【末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております】
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.

介護の多言語化への挑戦──日本の介護を世界へ届けるために
今日は「介護の多言語化」についてお話ししたいと思います。
日本の介護を海外に広めたい、外国人介護人材と共に言語を共有したいという思いから、AIを活用した介護の多言語化に取り組んでいます。

その第一歩として、中国語・タイ語・英語を使った介護教育プログラムの開発を進めています。
これまでの経験から、翻訳者や通訳者を介さずにある程度の多言語化が可能であることが分かりました。
しかし、その一方で、まだまだ乗り越えなければならない壁が多く存在します。

本記事では、そのプロセスや課題、そして今後の展望について私自身の試行錯誤の状況をご紹介したいと思います。

まずはAI翻訳を活用してみる
介護教育プログラムは、まず日本語で作成しました。
次に、ChatGPTを活用して日本語から中国語に翻訳し、それをスライドに記載。
ここまでは、比較的スムーズに進めることができました。

次のステップとして、動画を作成し、日本語で解説を行う。
さらに、その音声をテキスト化し、再び翻訳することで、多言語対応の教材を作る──。
この流れで進めていきましたが、中国の介護の専門家の指摘によると、翻訳された中国語の介護用語にはやはり修正が必要とのことでした。

やはり、AI翻訳だけでは細かなニュアンスの違いや、文化的な背景を考慮した翻訳には限界があるようです。
この点をどのように克服するかが、今後の課題となります。

動画コンテンツの多言語化
次に、介護教育動画の多言語対応を模索しました。
AIを活用すれば、音声の自動翻訳や字幕の生成が可能ですが、長時間の動画を作るにはコストがかかることが分かりました。

例えば、有料プランを利用すると、15分の動画制作に約8,000円以上の費用がかかります。
年間契約にすれば多少コストは下がるものの、スライド300ページ分のコンテンツをすべて翻訳しようとすると、膨大な費用がかかることになります。

1年もすれば、より安価に利用できるようになるかもしれませんが、現時点では実用化のハードルが高いのが現状です。
そのため、今は1分程度の短い動画を作り、少しずつ検証していく方法をとっています。

通訳の問題と多言語化の壁
日本の介護を海外に伝えるうえで、もう一つの課題が「通訳の必要性」です。

以前、中国で講義を行った際、通訳を介することで講義時間が倍以上に伸びてしまうという経験をしました。
日本語の説明をそのまま訳すのではなく、通訳者が補足説明を加えてしまうケースが多かったのです。

また、介護用語が標準化されていないため、
「この単語は中国ではこういう意味になります」
「日本の認知症の概念と中国の概念は少し違います」
といった文化的な解釈の違いも発生します。

そのため、介護の専門知識を持った通訳者が必要になるのですが、
これもまたコストがかかるため、実現には工夫が求められます。

多言語化の試行錯誤
こうした課題を踏まえ、現在は以下のアプローチを試しています。

音声は日本語のままにし、字幕を多言語化する
自動字幕生成ツールを活用し、日本語音声に多言語の字幕をつける
これにより、通訳の時間短縮とコスト削減が可能になる
翻訳の精度を上げるために、専門家の協力を得る

AI翻訳だけでは限界があるため、介護の専門家に監修を依頼する
用語の統一と文化的背景を踏まえた翻訳を心がける
無料でどこまでできるかを検証する

まずは低コスト、または無料のツールを活用し、多言語化の可能性を探る
高額なシステムを導入せず、効果的な方法を模索する

介護の多言語化がもたらす未来
介護の言語化が進めば、海外の介護人材がよりスムーズに日本の介護を学ぶことができるようになります。
また、日本の介護技術が海外へ広まり、各国の介護環境の向上につながるでしょう。

さらに、海外で実践された介護手法が日本に逆輸入され、日本の介護現場にも新たな価値をもたらすかもしれません。
そうした「介護の循環」が生まれることで、より質の高い介護が実現できると考えています。

今後の展望と協力のお願い
まだまだ課題は多いですが、今できることから一つずつ取り組んでいきます。
この試みが成功すれば、日本の介護の多言語化はもちろん、
介護の国際的な標準化にも貢献できるかもしれません。

「AIを活用した介護教育の多言語化」に興味のある方へ
「こうすればもっと簡単にできるのでは?」というアイデアをお持ちの方がいれば、ぜひご協力いただければと思います。

一緒に、日本の介護を世界へ広めていきたいと思う方、ぜひご支援をお願いします。

今日も良い一日をお過ごしください。

↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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