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【介護選び】目線と心

【末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております】
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.


【ウエルエイジング・アワー対談版】
(対談者)田村武晴さん/日本ウエルエージング協会理事・おうちデイ新聞発行責任者と一緒に、テーマは 「介護選び:目線と心」 についてディスカッションしました。

介護の現場では、どのような目線で接するかが重要です。
目線を相手に合わせることで、相手の心が動き、さらに自分の心も変わります。その結果、言葉の使い方や態度も変わり、より良いコミュニケーションが生まれるのです。

目線の高さが生む変化
介護の現場では、非言語コミュニケーションが大きな役割を果たします。特に 「目線」 は、相手との距離感や信頼関係を築くために欠かせない要素です。

高齢者と話すときに 目線をどの高さに置いていますか?
相手よりも上から話していませんか?

もし相手より高い位置から話しかけると、無意識のうちに 「支援する側」と「支援される側」 という上下関係が生まれます。これは、介護を受ける側にとっては無意識のうちにプレッシャーとなることがあります。

逆に、目線を合わせる、あるいは 相手より少し低い位置から話す ことで、安心感が生まれ、心が開かれやすくなります。

目線を変えるだけで、相手の態度や表情が和らぐことも少なくありません。そして、それは介護者自身の心にも変化をもたらします。

目線を合わせることで生まれる「対話」
介護の本質は 「対話」 です。

対話とは、単なる会話ではなく、相手の気持ちに寄り添い、互いに理解を深めるプロセス です。

例えば、認知症の方と接するとき、「おはようございます」と挨拶をする際に、目線を合わせるのとそうでないのとでは、相手の反応がまったく違います。

目線を合わせずに話すと…
 ➡ 「あまり関心を持たれていない」と感じることがある
目線を合わせて話すと…
 ➡ 「自分のことを見てくれている」と感じ、安心感につながる
特に、レビー小体型認知症 の方は、視覚的な刺激に敏感であり、目線の高さが影響を与えることがあります。そのため、適切な目線で接することで、不安を和らげることができます。

「介護技術」よりも大切なこと
介護というと、「移乗の仕方」「食事介助の方法」「排泄介助」などの 技術的な要素 を思い浮かべがちですが、最も重要なのは コミュニケーション です。

いくら技術が優れていても、相手との関係が築けていなければ、うまくいかないことが多いのです。

例えば、
「この方はアルツハイマー型認知症だから、こう接しよう」と 病名をもとに接し方を決める のではなく、
「この方はどんな人生を歩んできたのか」「今日はどんな気分なのか」など、その人自身を理解しようとすること が大切です。

その第一歩が、「目線を合わせること」なのです。

介護者自身の心も変わる
目線を合わせることで変わるのは、高齢者の気持ちだけではありません。

実は、介護をする 「私たちの心」 も変化します。

目線を低くし、相手と同じ目線で話すことで、自然と声のトーンが穏やかになり、話すスピードもゆっくりになります。
すると、相手の表情や反応に気づく余裕が生まれ、より適切な対応ができるようになります。

また、目線を下げることは、単なる姿勢の変化ではなく、「相手を尊重する心の姿勢」 を表しています。

高齢者がどのような気持ちでいるのか、何を感じているのかを知ろうとすることで、介護の質は格段に向上します。

目線を変えることで生まれる「感動する介護」
私はこれまで多くの介護現場を見てきましたが、介護がうまくいっている施設や家庭には共通点 があります。

それは、介護者が高齢者と同じ目線で接していること です。

例えば、
車椅子の利用者と話すときは膝をついて目線を合わせる
立ったまま話しかけるのではなく、椅子に座って同じ高さで話す
高齢者が話しやすい距離感を意識する
このような小さな工夫が、高齢者の 安心感や信頼感 を生み出し、介護の現場に 温かい空気 を作り出します。

介護とは、ただの業務ではなく、感動を生む行為 です。
そして、その感動を生むために必要なのが、「目線」と「心」なのです。

これから、ここから〜介護の未来をつくるのは「対人支援」
介護は、単なる技術ではなく、「対人支援」 です。

目線を合わせること
相手の心に寄り添うこと
介護者自身の心の持ち方を変えること
これらの積み重ねが、より良い介護を生み出します。

私はこれからも、「目線と心」を大切にした介護を伝え続けていきたいと思います。

ぜひ今日から 「目線」 を意識してみてください。
きっと、新しい気づきがあるはずです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
人間にとって大切な介護が、より温かく、感動のあるものになりますように。

↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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