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【介護選び】看護の力

(末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております)
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.

こんにちは!
2024年も残りわずか。今年を振り返りながら、来る2025年に向けて新たな一歩を踏み出そうとしている方も多いのではないでしょうか。
今回は「介護選び」において非常に重要なテーマ、「看護の力」についてお話しします。

  1. 介護現場における看護の役割
    介護施設では、看護職員(正看護師、准看護師)が「生活を支える医療の担い手」として、非常に重要な役割を果たしています。
    病院と介護施設では、看護職員の業務内容や求められる役割が異なります。
    病院では医療行為が中心ですが、介護施設では「生活の質」を支えるための医療対応が求められるのです。

例えば、特別養護老人ホーム(特養)では、入居者25名に対して1名の看護職員配置が義務付けられています。
しかし、重度化する入居者のケアを考慮すると、実際には追加で看護職員を配置している施設も多いのが現状です。

  1. 看護職員と介護職員の連携
    介護現場において、介護職員と看護師は連携して業務を行います。

介護職員: 入居者の日常生活を支える(食事、入浴、排泄の介助など)
看護職員: 医療的な観点から入居者の健康状態を管理(バイタルチェック、薬の管理、病状の観察など)
看護職員は定期的に各ユニットを巡回し、介護職員からの報告を受けて医療的な判断を行います。
例えば、「今日は熱が少し高いようだ」という介護職員からの報告を受け、看護職員がバイタルチェックを行い、必要に応じて医師に相談することもあります。

  1. 施設と病院の違い
    病院と特養では、明確な違いがあります。
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病院イメージ

老人ホームイメージ

病院: 診療報酬が適用され、治療する医療行為が中心
特養: 介護保険が適用され、生活を支える医療連携が中心
例えば、経管栄養や医療的吸引など、以前は病院でしかできなかった行為が、現在では特養でも対応できるようになりました。
これは介護福祉士の資格要件が変更され、一定の研修を受けることで医療的ケアができるようになったためです。

  1. 看護職員が担う「看取り介護」の重要性
    人生の最終ステージを施設で迎える入居者も少なくありません。
    その際に重要なのが「見取り介護」です。
    看護職員は医療的な判断を行いながら、入居者が穏やかに最期を迎えられるようサポートします。これには医師、介護職員、家族との密な連携が欠かせません。

また、看護職員の判断が非常に重要になります。
例えば、「この熱は経過観察で大丈夫か、それとも病院への受診が必要か」といった判断は、看護職員の経験と知識に基づいて行われます。

  1. 看護職員の配置基準と実情
    看護職員の配置基準は「25名に1名」とされていますが、現実には人手不足が深刻です。さらに、100名規模の施設では、4~5名の看護師で全てをカバーする必要があります。

対して、介護職員は3:1の配置基準ですが、実際にはユニット型特別養護老人ホームのおいては入居者2名に1名の介護職員が配置されているケースも多く、日常生活のサポートに重点が置かれています。

  1. 看護職員に求められる資質
    看護職員が介護施設で働く際には、病院勤務とは異なる視点やスキルが求められます。

病院の医療行為に偏りすぎないこと
日常生活を支える視点を持つこと
チームとして介護職員と連携すること
施設での看護職員の役割は「治療」ではなく「生活を支える医療」です。この視点を持つことが、介護施設で働く看護師にとって重要です。

  1. 介護選びのポイント
    では、介護施設を選ぶ際に「看護の力」を見極めるにはどうすれば良いでしょうか?
    以下の質問を施設の看護職員に投げかけてみてください。

「なぜここで看護師として働いているのですか?」
「看取り介護はどのように行っていますか?」
これらの質問に対する答えから、その施設における看護職員の姿勢や役割が見えてきます。

  1. これから、ここから
    看護職員は、医療と介護をつなぐ架け橋です。
    介護職員が日常生活を支え、看護師が生活の視点から見た医療的な判断を介護職員へ伝え、さらにその情報を医師へ伝え、医師が必要な診療を提供する。
    この連携がしっかりと機能している施設こそ、安心して大切な家族を預けられる場所と言えるでしょう。

介護施設を選ぶ際には、ぜひ「看護の力」にも注目してみてください。

それでは、今日も良い一日をお過ごしください。

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