MENU

【介護経営】70%以上が女性~ライフステージに寄り添う職場とは?

【末尾に英語、中国語、タイ語の翻訳文を挿入しております】
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.

【介護経営】女性が支える現場のこれから
~ライフステージに寄り添う職場づくり~
お互いさま”で働き続けられる!
育児・介護・仕事の両立に必要なのは?

介護現場の主役は“女性”です
介護業界で働く人のうち、70%以上が女性であることをご存知でしょうか。
実際にはそれ以上かもしれません。特に介護士に限定すれば、その比率はさらに高まります。
日々、現場を支えているのは結婚、出産、育児、そして親の介護といったライフステージの変化とともに働く女性たちなのです。

国の指針「賃上げよりも選ばれる職場」とは?
最近、財務省が示した提言では「賃金アップより、選ばれる職場づくりが重要」とされています。
この流れを受けて、私たち介護経営者は「働きやすさ」と「共感される制度設計」に本格的に向き合う時期に来ていると感じています。

DX導入が直面する壁
ある介護施設では、ICTやAIの導入支援を行っている企業と打ち合わせを行いました。
しかし、現場にはパソコンやシステムに詳しい専任スタッフがいないのが現状です。中には、設定だけで半日がかりになることもあります。

技術的なサポートは外注可能でも、それを職場で“活かす”のはスタッフ自身。
とくに、50代以上の職員が中心である現場では、テクノロジーに不慣れな方も多く、日々の業務の中で活用するには丁寧な支援と教育が必要不可欠です。

「スマホ世代」への着目
介護記録や情報共有も、紙からスマホ・音声入力へと進化しています。スマートフォンは多くの50代以上の女性も日常的に使っているツールです。
これを活かさない手はありません。メールやチャット、簡易なアプリなど、“使いやすい”仕組みを現場に根付かせることが、生産性向上と働きやすさの両立につながります。

女性のライフステージは変化が大きい


ライフステージの変化は、男性よりも女性に大きな影響を与えます。結婚、出産、育児に加え、50代以降は親の介護という課題が加わります。
まさに介護と子育ての「ダブルケア」世代です。このような現実に対応できる職場環境が、いま強く求められています。

柔軟な勤務制度の必要性
若い女性職員が出産や育児を迎えたとき、フルタイムでの勤務が難しくなることもあります。そういった場合には、時短勤務や変形労働制、裁量労働制など、柔軟な制度の導入が求められます。

そして、そんな若手を支えるのが、子育てを終えた主婦層の方々です。
たとえば、夕方4時まで働く人のシフトを、別のスタッフが夕方から引き継ぐ。そんな「お互いさま」の関係が、職場を支える大きな力となります。

「準職員」という新しい働き方
当法人では、正社員を「生職員」、それを支えるパートタイム職員を「準職員」と呼び、役割を明確にしています。準職員の方にも、条件を満たせば正職員登用の道を開いています。

準職員の役割は、生職員の働きを支えること。勤務時間が限られていても、重要な存在であることに変わりありません。互いに補い合うことで、チーム全体として高いサービス品質が保たれます。

「お互いさま」文化が評価制度を変える


「子どもが熱を出した」「親の病院に付き添いたい」――そんな時に「大丈夫、私が代わるよ」と声をかけ合える関係。それが“お互いさま”の文化です。
このような行動は、単なる“善意”ではなく、人事評価制度の中でしっかりと可視化・評価されるべきです。

感謝の言葉、表彰、昇給、さまざまな形で“支え合う力”が評価される職場こそが、選ばれる職場となっていきます。

信頼と情報共有が事故を防ぐ
勤務シフトが柔軟になるほど、情報共有と信頼関係が重要になります。「誰が何を引き継ぐか」「どこに注意が必要か」といった情報がきちんと伝わらなければ、思わぬ事故を招きかねません。日々の声かけ、挨拶、日報など、小さな積み重ねが安心・安全な現場を支えています。

これから、ここから
女性のライフステージに寄り添うことが“介護経営”です
介護現場の主力である女性が、ライフステージの変化に応じながらも、安心して働き続けられる職場づくり。それこそが、これからの介護経営の中核となります。
お互いを支え合い、評価し合い、変化に柔軟に対応できる職場づくりを、これからも一緒に考えていきたいと思います。

↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

Let's share this post !

Author of this article

Comments

To comment

Please Login to Comment.

TOC