タイからの特定技能で働くベルさんが実有者研修を修了しました。
仕組み、苦労したこと、修了して変わったことなどそのプロセスをお聞きしました。
(ゲスト1)
PORNCHAI YONGWATTANASOONTORN ポンチャイさん
タイのバンコク在住、BRIDGH 代表
(ゲスト2)Bell Praepan ベル・プラパンさん
(滋賀県で働く特定技能・介護人材)
以下のライブのアーカイブ動画をご視聴ください。
後半、電波不良につき配信が停まってしまい失礼しました。続きは11月24日のライブで行います。
今回はウエル・エイジング・タイライブの振り返りをお届けしたいと思います。
11月13日の夜に開催されたこのライブでは、日本で働く外国人介護人材のキャリアデザインをテーマにしました。特に、特定技能制度を通じて介護業界で活躍するベルさんのストーリーを中心に進行しました。
ベルさんは特定技能を取得し、タイから日本に来て滋賀県の介護士として働いています。
来日から2年間で介護福祉士実務者研修を修了しました。
このプロセスは決して簡単ではなく、多くの壁を乗り越えてきた彼女の努力は私の心を動かしました。
彼女のような人材が日本の介護業界を支え、さらに発展させていくことを改めて実感しました。
私自身も特定技能の登録支援機関や介護経営コンサルタントとして、人手不足の問題に対して外国人材の受け入れやAI、ICTの活用を含めた新しい介護経営の支援を掲げていますが、ベルさんの存在はまさにタイと日本の高齢社会の共通の希望です。
昨日のライブでは、ベルさんがどのようにして日本の介護士を目指してきたのか、その過程について詳しく話を伺いました。彼女の努力や成長を見ると、外国人介護人材の教育と環境整備が重要であることを痛感します。
特に、彼女のように特定技能制度を利用して来日し、技術や日本語の壁を乗り越えて成長していく姿には感銘を受けます。
日本の介護の資格
このテーマは日本人の介護職にも当てはまることです。
単なる資格の取得や収入アップだけでなく、自国の社会課題の解決に向き合い、自らも成長することで初めて「真のキャリアデザイン」が実現するのだと考えます。
資格取得は手段であり、目的ではありません。
目的は、高齢社会を支えること、自らの人生をより豊かにすること。そして、自国の高齢者が安心して過ごせる未来を創ることです。資格の取得によって目的を達成しやすくなり、さらに夢が広がります。
特定技能によって介護業界で活躍する外国人の皆さんにとって、日本語の習得から介護技術の学び、国家試験の受験に至るまでの道のりは厳しいものです。
しかし、それを乗り越えた先には新たなチャンスが広がります。
ベルさんがその道を切り拓いたように、多くの方が続くことで、日本の介護業界全体がさらに多様で豊かなものになると信じています。
最後に、ベルさんのようなパイオニアを支える環境を整えることが私たちの使命です。
彼女が歩んできた道が未来のスタンダードとなるように、これからも活動を続けていきます。
今回のライブの続きは、11月24日に予定しておりますので、ぜひご参加ください。
それでは今日も、良い一日をお過ごしください。
ベルさんがタイ人向けに発信している情報
初任者研修のカリキュラムと在留資格の変化
これから大切なことは未来を読み解くこと、それがキャリアデザインです
【Podcastも聴いてください】
【感動介護】外国人介護人材の真のキャリアデザイン
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