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【介護選び】重度化と自立支援、そしてお家

【末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております】
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.

介護選び:重度化と自立支援、そしてお家での暮らし方
ウエルエイジング・アワー対談版
(対談者)田村武晴/日本ウエルエージング協会理事・おうちデイ新聞発行責任者

今日は「介護選び:重度化と自立支援、そしてお家での暮らし方」というテーマでお話しします。

今回の対談では、「おうちデイ新聞」の田村さんと共に、介護における「自立支援」と「支援と受援」について考えていきます。

技術の進化と介護の現場
最近、オンラインセミナーの運営やウェブカメラの活用について考える機会が増えています。特に、高性能なウェブカメラが開発され、映像技術の進化が介護の現場にも影響を与え始めています。

例えば、追尾機能を持つウェブカメラがあれば、オンラインセミナーやリアル会場の配信に活用できるだけでなく、介護現場での遠隔見守りにも役立つかもしれません。例えば、カメラが人の動きを追尾し、万が一の転倒などを検知することで、介護者が適切なタイミングで対応できるようになる可能性があります。

オンラインセミナーと介護の未来
3月9日に開催されるリアルとオンラインを併用した「ウエル・エイジング・セミナー」では、こうした技術の活用についても議論する予定です。リアルな場とデジタル技術を組み合わせることで、介護の在り方も大きく変わるでしょう。

例えば、オンラインセミナーの映像を記録し、後から学習コンテンツとして活用することで、介護従事者の教育資源としての価値が生まれます。これは「デジタル資産」として介護業界における大きな強みとなるでしょう。

受援力と自立支援
「受援力」という言葉をご存じでしょうか?
これは、他者の支援を受け入れる力と解釈しています。そう考えるとあらためて介護において「自立支援」と「受援力」は密接な関係があることに気付きました。

介護保険制度では「自立支援」という言葉が使われ、高齢者ができるだけ自分の力で生活できるよう支援することを目指しています。しかし、「支援」する側がいれば、当然「援助を受ける」側も存在します。ここで「受援力」が重要になってきます。

例えば、高齢者が自分の限界を受け入れ、「支援してほしい」と言えることも、自立支援の一環といえるでしょう。しかし、日本社会では「他人に迷惑をかけたくない」という意識が強く、「受援力」を育む文化が十分に根付いていないのが現状です。

重度化しても自宅で暮らせる選択肢
介護の選択肢として、多くの方が「住み慣れた自宅で暮らし続けたい」と願っています。しかし、身体が衰え、認知症が進行するなど、重度化が進んでも自宅での生活を維持するためには、さまざまな支援が必要になります。

例えば、介護ロボットやIoT技術を活用し、遠隔で家族や介護者が見守る仕組みを作ることで、より安全に在宅介護を継続できる可能性があります。また、住宅のバリアフリー化や手すりの設置、訪問介護・訪問看護の利用など、多様なサービスを組み合わせることが求められます。

このように、「自立支援」と「受援力」のバランスを取りながら、適切な支援を受けることで、自宅での生活を続けることが可能になります。

3月9日開催!受援力セミナーのご案内
3月9日には、日本フレージング協会主催の「ウェルエイジングセミナー」が開催されます。今回のゲスト講師は、『受援力』の著者である町亞聖さんです。

日時: 3月9日 10:00~12:00
形式: リアル+オンライン(ZOOM)
リアル会場: 限定数名(参加費2,000円)
オンライン(ZOOM): 無料

リアル会場では限られた人数しか参加できませんが
ZOOMを通じて無料で視聴できます。興味のある方は、ぜひ参加してみてください。
詳細は下記のリンクからお申し込みいただけます。

このセミナーでは、「受援力」という視点から介護を考え、どのように支援を受け入れ、自立した生活を維持するのかについて深く掘り下げます。特に、ヤングケアラーの問題や、介護を受ける側の心理についても触れる予定です。

これから、ここから
介護を選ぶ際に重要なのは、「自立支援」と「受援力」のバランスです。支援する側だけでなく、支援を受ける側の心構えも重要になってきます。技術の進化により、より柔軟で効率的な介護が可能になりつつありますが、最も大切なのは「人と人とのつながり」です。

介護が必要になったときに、「助けを求める力=受援力」を身につけることで、自立した生活を続けるための選択肢が広がります。そして、重度化しても「自宅で暮らし続ける」ための工夫が求められます。

セミナーでは、こうしたテーマをさらに深掘りしていきます。ぜひ、多くの方にご参加いただき、一緒に考える場にしていければと思います。

それでは、3月9日のセミナーでお会いできれば幸いです。

↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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