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【介護選び】テレビを視聴している脳

(末尾に中国語、タイ語、英語の翻訳文を挿入しております)
文末附有中文、泰文和英文翻译
ส่วนท้ายมีการแปลเป็นภาษาจีน ภาษาไทย และภาษาอังกฤษ
Translations in Chinese, Thai, and English are provided at the end.

今日のテーマは「介護選び:テレビを視聴している脳」です。
高齢者や介護施設におけるテレビの役割について、考えていきたいと思います。

最近、YouTubeやテレビのあり方が大きく変わってきています。
テレビの経営戦略やマネジメントの問題だけでなく、テレビそのものの必要性についても議論が広がっています。
ソーシャルメディアとテレビの違い、民放とNHKの役割など、さまざまな視点からテレビの存在意義が問われています。

テレビをよく見ますか?
私は最近ほとんど見ません。地震などの緊急情報が必要な時にはテレビをつけることもありますが、それもスマホを通じてソーシャルメディアで情報を得ることが多いです。
ドラマや教育番組もNetflixなどのストリーミングサービスで視聴できるため、テレビに依存する必要はあまり感じません。

テレビを長時間見ることができる理由は、脳が抑制されているからだと言われています。


抑制状態とは、脳が休んでいる状態、つまり脳が活動していない状態を指します。
テレビを見ている間、脳はエクササイズをしていないため、認知症の進行を助長する可能性があるとも指摘されています。

特に高齢者の場合、テレビを見る時間が長いことが問題視されています。
老人ホームでは、食事中にテレビをつける施設と消す施設があります。テレビをつける施設では、入居者がテレビの前に並んで長時間視聴する光景が見られます。しかし、これが脳の抑制状態を引き起こしているとしたら、介護の目的に反しているのではないでしょうか。

テレビを見ることで脳が休む状態が続くと、認知機能の低下やコミュニケーションの減少につながる可能性があります。
そのため、介護施設ではテレビに依存しない環境づくりが重要です。
例えば、テレビを置かない、または個室にテレビを設置して、入居者が自分の意思で番組を選べるようにするなどの工夫が必要です。

また、食事中のテレビ視聴を避け、入居者同士の会話を促すことも大切です。
小さなテーブルを用意し、少人数で食事をすることで、自然な会話が生まれやすくなります。
職員が入居者同士のコミュニケーションをサポートすることで、脳の活性化を促すことができます。

テレビ自体を否定するわけではありませんが、その使い方には注意が必要です。
個別ケアやコミュニケーションを重視した介護環境を整えることが、高齢者の生活の質を向上させる鍵となります。

これから、ここから
テレビとソーシャルメディアの違いについても触れておきます。
テレビは一方通行の情報発信であるのに対し、ソーシャルメディアは双方向のコミュニケーションが可能です。それぞれのメリットを活かし、組み合わせて利用することが重要です。

今日は「介護選び:テレビを視聴している脳」についてお話ししました。
介護施設や在宅介護でテレビがどのように利用されているか、一度チェックしてみてください。
そして、ご自身のテレビ視聴の習慣も振り返ってみると、新たな発見があるかもしれません。

今日も良い一日をお過ごしください。
ありがとうございました。

↓↓↓詳細はPodcastから「ながら聴取」をしてください。

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