ウエル・エイジング・アカデミー・イベントのご案内〈ココをクリック〉〉

【エイジング】老いてこそ人文学

老いを通じて学ぶ、人文学の可能性
こんにちは、ウエル・エイジングの世界へようこそ。
今回は「老いてこそ人文学」というテーマでお話しします。
少し難しそうに感じるかもしれませんが、誰にでも関わる「老い」を見つめ直し、その価値を再発見する取り組みについてお伝えしたいと思います。

老いと冬の風の始まり
季節はすっかり冬。
12月12日の今日は、冷たい風が身にしみる朝でした。
風に飛ばされないようフードをしっかり被りながら歩く道すがら、ふと感じたのは「冬の風と老いの関係」です。

どちらも、ある種の変化や移り変わりを象徴していますね。老いることは、一見ネガティブに捉えられることが多いですが、実際にはその中に多くの価値や学びが隠されています。

人文学としてのウエル・エイジング
日本ウエルエージング協会では、「老い」を単なる生物学的現象として捉えるのではなく、人文学として再定義しようとしています。
人文学とは、歴史や精神的価値、文化的背景を学ぶ学問です。

これを老いや介護の領域に適用することで、高齢者が持つ価値や生き方を深く理解し、社会に伝える新しい枠組みを構築したいと考えています。

例えば、文部科学省の定義によると、人文学は「精神的価値や歴史、時間、言語表現に関する知識」を扱う学問であり、教育や社会的統合に貢献するものとされています。

この視点から見ると、老いのプロセスや介護の実践も、まさに人文学の一部と言えます。

老いの価値を再発見する
現代社会では、老いることや介護は、しばしばネガティブなものと見なされがちです。
しかし、「価値合理性」という視点から捉えると、これらの活動に新たな意義を見出すことができます。
介護を受けることは、その人の人生の質を高めるものであり、決して価値が低いものではありません。
むしろ、介護を提供する側も受ける側も、そのプロセスを通じて新しい価値を創造しているのです。

テクノロジーと人文学の融合
さらに、ICTやAI、オンライン教育といった新しい技術を取り入れることで、老いに伴う学びや介護の可能性が大きく広がります。

例えば、オンラインプラットフォームを活用することで、遠く離れた人々と知識や経験を共有したり、他国の事例から学ぶことが可能になります。
このように、テクノロジーを活用することで、人文学としてのウェルエイジングがさらなる発展を遂げるのです。

もう一度挑戦する、ワンモアトライ
最後に、「ワンモアトライ」という考え方をご紹介します。
年齢を重ねても、新しいことに挑戦し続ける意欲を持つことはとても大切です。

結晶性知能(経験に基づく知恵)と流動性知能(新しい問題に適応する力)を組み合わせることで、老いの価値はさらに高まります。

例えば、私の場合、中国語の学習やタイピング練習といった小さな挑戦中です。
このようなことでも、老いをポジティブに捉えるきっかけになるのではないでしょうか。

これから、ここから〜未来へ向けて
「老いてこそ人文学」というテーマの下、ウエル・エイジングという思想を通じて、老いや介護に関する新しい価値を創造することを目指しています。

人生100年時代を迎えた今だからこそ、一緒に老いの可能性を学び、探求していきませんか?

今日も素敵な一日をお過ごしください!

↓↓↓詳細は以下のPodcastからながら聴取してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントを残すにはログインしてください。