タイのPornchaiさんと東京の巣鴨を探索してきました。
巣鴨から学ぶ街づくりについて、今日はその魅力をお伝えします。

巣鴨を訪れることで得られる学びを共有したいと思います。
昨日、私がお世話になっているタイ・バンコクのポンチャイさんが日本を訪問し、一緒に巣鴨を歩きながら打ち合わせや情報交換をしました。そこで、巣鴨という街を探索し高齢社会のまちづくりに深く感じたことを皆さんと分かち合います。
巣鴨といえば、「お年寄りの原宿」とも呼ばれ、数多くの高齢者が集まる街として知られています。
巣鴨駅周辺には、昔ながらの商店街や文化が色濃く残るエリアが広がっており、高齢者が集う賑やかな風景が見られます。巣鴨が単なる観光地でなく、地元の文化や生活が息づく「生きた街」として機能していることに魅力を感じました。特に印象に残ったのは、地蔵通り商店街を散策しながら、多くの人々が談笑し、情報交換をする様子です。このような場が、高齢者が生き生きと暮らし続けるための重要な要素であると感じます。
巣鴨の街づくりを見つめる中で、現代の都市開発と街の歴史的背景についても考えさせられました。
東京が発展してきた経緯を振り返ると、山手線沿線を中心に都市が広がり、放射線状に街が形成されてきました。巣鴨もその一部でありながら、独自の文化や人々の絆を育んできました。都市化が進む中で、こうした地元のつながりが希薄化しがちですが、巣鴨では高齢者の交流が盛んなのです。
今回、巣鴨の寺院や仏教施設を訪れ、住職の方と文化についてお話をしました。
その中で、仏教や伝統行事についての深い話を伺い、日常の中で受け継がれている文化の重みを改めて感じました。
例えば、菊祭りが行われており、ポンチャイさんも「なぜ菊なのか?」と興味を示していました。
住職からの「菊は長持ちする花」という説明に納得し、そうした文化的な背景を共有することで、異文化間の理解も深まったように思います。
介護施設だけ見ていても長生き時代のまちづくりは見えてこないかもしれないと思いました。
さらに詳細は音声配信 stand.fmを「ながら聴取」してください。
巣鴨探索風景





























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