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【感動介護】3つにまとめる力の重要性

おはようございます!
今日は12月10日、快晴の東京住田川のほとりからお送りします。このブログでは、日々のウォーキングで考えたことや介護に関するアイデアを皆さんと共有したいと思います。さて、本日のテーマは「感動介護の3つにまとめる力」。企画書作成やプレゼンでよく耳にする「要点を絞る」というスキルを、介護の視点から考えてみましょう。

タバコの減少が教えてくれる時代の変化
朝の散歩道、毎日同じ場所でタバコを吸う男性を見かけます。
その光景を見ながら、ふと感じるのは、喫煙者が減ったという時代の変化です。
20年前、新幹線の車両に灰皿があった時代から、今では全面禁煙の車両が当たり前に。
健康志向が進む中で、社会の価値観や生活習慣が変わってきたことを改めて感じます。
このような変化は、介護におけるニーズや価値観の変化にもつながっています。

感動介護を3つにまとめるという挑戦
さて、本題に入りましょう。
「感動介護」とは、単なるサービス提供ではなく、人々の心を動かし、生きる力を引き出す介護の形です。
これをどうすれば分かりやすく伝えられるか?ヒントを得たのは、田坂広志さんの著書『企画力』です。


田坂さんは、「言いたいことを3つにまとめる」ことを提唱しています。
5つや7つでは多すぎて覚えられないし、伝わりにくい。だからこそ、要点を絞ることが重要なのです。

私自身、これを実践して「感動介護」の要素を以下の3つに絞り込みました。

認知症介護– 認知症の方々を理解し、適切に対応するスキルを持つこと。
食事介護 – 栄養や食事の楽しみを提供し、生きる力をサポートすること。
看取り介護 – 人生の最終章を尊重し、温かく見守ること。
この3つを核に、介護現場での実践や企画を展開することが可能になります。

3つにまとめることで伝わる力が増す
例えば、認知症介護には「理解する」「受け入れる」「共に歩む」という具体的な要素が含まれます。
食事介護では「栄養」「見た目」「味」のバランスが重要です。
そして、看取り介護は「心の準備」「身体の介護」「家族へのサポート」といった視点が必要です。
しかし、これらを一つひとつ細かく伝えると情報過多になり、相手に伝わりにくくなります。

3つにまとめることで、聞き手はよりスムーズに理解しやすくなります。
そして、「これは自分にも関係があるかもしれない」と共感を生む物語性が重要です。
田坂さんが言うように、ものがたり性を取り入れることで、聞き手に自分ごととして捉えてもらうことができます。

アジアでの介護プレゼンにおける挑戦
現在、私はアジア各国での介護プレゼンを準備しています。
介護の概念がまだ浸透していない地域に向けて、いかにシンプルに伝えるかが課題です。
例えば、認知症や看取りといったテーマは、まだ身近ではない国もあります。
しかし、「食事」の重要性は全ての人に共通する課題です。
このように、相手に合わせて伝える内容を精査しつつ、「感動介護」のエッセンスを伝えています。

これから、ここから〜要点を絞る力が未来を切り開く
「感動介護の3つにまとめる力」とは、情報を整理し、相手に響く形で伝えるスキルです。
それは、単に介護の話にとどまらず、あらゆるプレゼンやコミュニケーションの場面で役立ちます。
要点を絞ることで、情報がシンプルに、そして力強く伝わります。

これからも、介護を通じて得た経験を皆さんに共有しながら、「感動介護」の輪を広げていきたいと思います。

それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください!

↓↓↓詳細はpodcastからながら聴取してください。

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